フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯21』の要点まとめ

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フジテレビONEで放送された『競馬血統研究所♯21』の要点まとめ

□タイトル 競馬血統研究所♯21
□放送局 フジテレビONE(CS)、フジテレビオンデマンド
□ローカル競馬必勝法を小倉競馬場で伝授!
□出演者 亀谷敬正・小籔千豊・ノブ(千鳥)・横山ルリカ・お兄ちゃん

 

CSフジテレビONEで放送されていた、
『競馬血統研究所』
人気予想家『亀谷敬正』が出演し競馬場とコース適性を完全分析。明日使える血統知識を伝授!!

 

第21回が放送されていましたので、放送内容の要点をまとめてみました。

 

新潟直線1000m

 

新潟の1000mは直線。直線だけならダービーよりも倍で尚且つ距離は半分以下。日本の競馬場はダービーを勝つために作られている。みんなダービーを勝つために血統を開発しているが、1000mは真逆。ダービーは脚を溜めて末脚を伸ばすが、新潟直線1000mは前半から飛び出していって、よりスピードを強化していく感じなので、目指すものが真逆。日本ダービーとは全然違う独特の適正を持つ血統が良い

 

新潟の芝直線1000mはミルファームの馬

 

 

小倉芝1200m

 

夏の小倉芝1200mは、アメリカ色の強い血統が前に飛び出してそのまま残る馬場。

 

2017/08/27小倉3R 3歳未勝利 芝右1200m に出走したエヴリトリックの父はマツリダゴッホ。マツリダゴッホの子供は、マツリダゴッホの母父ボールドルーラーの影響が大きく、サンデー系にしては道中末脚を溜めるのではなく、前から飛び出していく方が能力を発揮できるタイプが多い。エヴリトリックの母ピサノプリヴェも完全なアメリカのダート短距離血統。そのため直線の長い芝のマイル戦などで脚を溜めて末脚勝負は合わない。小倉1200mはスピードを持続するスタミナが大事。飛び出して、2・3番手に抑えてくれれば勝機がある。ただし、飛び出してそのまま行きすぎちゃうのが恐い。

 

前走ボロ負けしていても中距離血統でボロ負けしているなら次走小倉1200mを使っても変わり身は無いが、ボロ負けしている中でアメリカ血統なら今の小倉には合う。

 

小倉競馬場の傾向(芝コース)

 

開催前半:末脚を活かせる
開催後半:ダート的な先行力が必要

 

小倉は開催前半は、末脚を活かせる血統が走りやすくて、開催が進むにつれて路盤が固まってきて、ダートで前に行く能力がある馬が走りやすい馬場になっていく。

 

 

キーンランドC

 

芝1200m重賞はサクラバクシンオー産駒が強い。
そのため2017年キーンランドCは、父サクラバクシンオーはいないが母父サクラバクシンオーで亀谷所長の◎はモンドキャンノ。

 

2016年キーンランドCはサンデー系のワンツーだった。
1着ブランボヌール(父ディープインパクト)
2着シュウジ(父キンシャサノキセキ)
末脚が決まりやすい条件のレース。ブランボヌールは前走マイルからの参戦で3歳馬51kgだった。2017年キーンランドカップ、モンドキャンノは父キンシャサノキセキ母父サクラバクシンオー、3歳馬で斤量有利、前走マイル戦、去年のブランボヌールと同じパターンで出走している。

 

キーンランドC穴馬

 

亀谷所長が、キーンランドカップ出走馬の中から穴で面白い馬とした挙げたのがブランボヌール(7番人気)、ナックビーナス(5番人気)、エポアス(12番人気)。

 

ナックビーナスは、父ダイワメジャー、母系が母父モアザンレディ、母母父にパインブラフ(ダンチヒ系)を持つ馬。母系が札幌芝1200mに強い血統。父サンデー系に母が洋芝をこなす短距離レベルが高い血統。なおかつキーンランドCは、牝馬か3歳馬が来やすいのがこのレースのパターン。

 

エポアスは、前年もキーンランドCに出走して6着に負けるが接戦だった。
▼2016年キーンランドC
1着ブランボヌール 51kg
2着シュウジ 53kg 1/2
3着レッツゴードンキ55kg 1/2
4着ソルヴェイグ 52kg 1/2
5着ナックビーナス 51kg クビ
6着エポアス 56kg ハナ

 

エポアスより上の着順は斤量に恵まれている馬ばかり、今年も出走しているブランボヌールは55kgで去年より斤量が増えて出走。また、セン馬はあまり衰えない、鞍上が柴山→ルメールへ変わっているので上積みがある。エポアスは、父ファルブラヴから洋芝をこなすパワーを母父サンデーサイレンスのキレを受け継いでいる。また、セン馬は9歳になってもあまり衰えない。

 

 

新潟2歳S

 

過去5年3着以内にきた45頭いるが、前走2番手以内の馬は1頭も馬券になったことがない
2歳馬は経験が大事なので、馬は走る距離を知らないから前走までの記憶を頼りにレースをする。前走1・2番手の競馬をすると行くものだと思ってしまい、マイルの長い直線は戸惑ってバテてしまう。

 

1400m以下で差している馬が一番いい。
新潟2歳Sで人気になる馬は、マイル以上の新馬戦を使っている馬が多いが、そういう馬がほとんど来ない。逆に、1400m以下のペースで尚且つ差す競馬をしていた馬が凄くいい。

 

2016年新潟2歳S2着だったオーバースペックはミルファームの馬で、新潟1000mを勝つために作られたような短距離血統。
2014年新潟2歳S3着のニシノラッシュは父サクラバクシンオーで短距離血統。
2012年2着ノウレッジと3着サウンドリアーナはダートの短距離血統。

 

この馬たちは、その後芝のマイル戦で馬券になったことがない。つまり1400m以下で末脚を溜める競馬をしている馬の中で短距離に強い血統を持った馬がこのレースだけは強い。

 

ストームキャット系の特徴

 

スピードの持続力が高く、体力の完成が早い。2歳戦にもの凄く強い血統。

  

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